加齢黄斑変性症とは
視力にとって最も重要な網膜の中心(黄斑:おうはん)の下に余計な血管(新生血管)が生じる病気です。放置すると新生血管から出血し、視力が著しく低下します。高齢化・食生活の西洋化とともに増加傾向にある疾患であり、また大きな出血が起こると著しい視力低下を来すことから、最近はテレビなどのメディアにも取り上げられることが多くなりました。抗VEGF(血管内皮増殖因子)薬の硝子体注射により、進行を抑制することが可能になっています。当院でも抗VEGF硝子体注射を行っています。また、ルテインを含むサプリメントを使うことも重要です。