お知らせ
令和6年10月22日(火)の午後は手術をします。診察はいたしませんのでご注意ください。

北九州市 八幡東区 眼科クリニック 多焦点白内障手術 ICL手術 オルソケラトロジー

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症とは

糖尿病で網膜に障害が引き起こされるのが糖尿病網膜症です。糖尿病網膜症では眼内に強い出血を来たして視力を失うケース(硝子体出血)、あるいは網膜の中心である黄斑部に網膜の水ぶくれ(黄斑浮腫)をきたして視力が低下するケースがあります。抗VEGF(血管内皮増殖因子)薬の硝子体注射、網膜光凝固、あるいは硝子体手術により治療します。当院ではこれらの治療をする体制を整えています。

進行した糖尿病網膜症で、網膜の異常血管から眼内に出血を来した例です。眼内全体が出血で濁り、視力が著しく低下します。
糖尿病網膜症で黄斑部に浮腫(黄斑浮腫)を来した例です。
上記症例の黄斑部の断面写真です。網膜の中心である黄斑部に強い浮腫が起こっています。黄斑浮腫になると視力は著しく低下します。抗VEGF薬の硝子体注射で浮腫の消退を狙うのですが、効果が短期間であったり、限定的となることもあります。
糖尿病網膜症に対し網膜光凝固を行った例です。黒い斑点がレーザーによる光凝固の凝固斑です。

 

院長

糖尿病のある方は必ず眼底の定期検査を

「糖尿病で内科の先生から、眼科で眼底検査を受けてください、と言われたけど、まだ見えるから、眼科はいかなくても大丈夫」と考えるのはとても危険です。見え方が悪くなくても、糖尿病網膜症が進んでいて、ある日、突然見えなくなることもあります。糖尿病と診断されたら年2~3回は眼底の定期検査を受けましょう。検査では散瞳をしますので、車を運転してこないようにしてください。

 

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